◆白銀ゆりね
10月中旬〜11月上旬、北海道の農業が終い支度をする頃に、白い宝石が収穫の時期を迎えます。それが「ゆりね」です。
道央圏(江別・北広島・千歳・恵庭)でもかつては多くの農家がゆりねを作っていましたが、膨大な手間がかかり収益もあまり良くないこともあり、もっと簡単に作れて利益があがる作物に移行していきました。清水農園がやめなかったのは、毎年、待ち続けてくれる人がいたから。いつも喜んでくださるお客さまの笑顔をみたら、やめれません。
◆栽培の特徴
ゆりねの栽培には、種ゆりを植えてから出荷まで4年以上の時間がかかります。連作に弱いゆりねは、毎年植える畑を変えてあげる必要があります。とってもデリケートなゆりねは傷つきやすく、日光で変色してしまうこともあります。なので作業はほぼ手作業で丁寧に扱ってあげます。春から秋にかけて土の中で栄養を蓄えるゆりねのために、蕾を摘み取ってあげたりもします。
そうして長い時間と手間をかけてあげたゆりねは、りん片の一枚一枚がしっかりと重なった美しい形に成長します。きめが細かくほくほくモッチリ食感と優しく上品な甘さ、ほのかな粘りを感じられる、栄養のぎゅっと詰まったゆりねになるのです。手間と時間をかけたぶんだけ、食べる人の笑顔も大きくなる。農業の喜びを教えてくれる、白い宝石です。
◆熟成して甘みが増す
ゆりねというと「年末に食べるもの」というイメージのある方は少なくないと思います。ゆりねの収穫時期は10月中旬〜11月上旬ですから、確かに「旬」は年末かもしれません。しかし、その年に取れたゆりねをその年に食べる以外にも、ゆりねの美味しさを味わう方法があるんです。
ゆりねは低温で保存し熟成させることによって、甘みが増します。それはきっと、今まで食べたことのあるものよりも濃厚なゆりねになっているでしょう。
注意事項
※出荷時期は糖度が増す年明け2月~3月中となります。
※長期保管してのお届けなのでどうしてもサビや傷が増え、芽が伸びてきているものもあります。食味に影響はないのでその部分を削り取ってお召し上がりください。
※ゆりねは傷つきやすいためおがくずに入れてお届けします。洗わずにそのまま低温で保管していただければ2~3ヶ月は保ちます。
食味に影響はないのでその部分を削り取ってお召し上がりください。
※収穫期間は10月下旬~11月上旬の予定です。
※お届けするユリ根のサイズは収穫の状況により変わります(10~16個)
※収穫した分をご予約頂いた順番に発送しますので、お受け取り日の指定は承っておりません。また、天候の影響で収穫予定日が大幅に前後する可能性がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いします。
※届きました商品に何か不備などありましたら、必ずご連絡下さい。すぐに再発送の対応をさせていただきます。
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お届けについて
※商品1点につき送料(税込)がかかります。
※クロネコヤマト冷蔵便にてお届けします。